ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

HTCの独特許訴訟、当面は出荷継続


ニュース 電子 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014246

HTCの独特許訴訟、当面は出荷継続

 
 携帯電話端末大手の宏達国際電子(HTC)が独IPComの持つ特許権を侵害したとして、独ミュンヘン地裁で一部敗訴の判決を受けたことに関連し、上訴審は4週間以内にIPComに販売差し止めの申し立てを認めるかどうか審理する方針を明らかにした。24日付経済日報が伝えた。

 HTCは審理が行われる1カ月間、ドイツへの出荷を継続できる。また、IPComがHTC製品の販売差し止めを求めるためには、裁判所に100万ユーロ(約1億2,500万円)の担保金を支払う必要があり、財務リスクを考えると、IPComが実際に販売差し止めを求めてくる可能性は低いとみられている。

 HTCはグーグルの「アンドロイド」搭載のスマートフォンの2代目となる「HTCマジック」を、4月にドイツでボーダフォンと共同発売する計画だ。