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AUOと奇美、韓国勢からの32型TVパネル受注拡大


ニュース 電子 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014247

AUOと奇美、韓国勢からの32型TVパネル受注拡大

 
 友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)のパネル大手社が2月末以降、サムスン電子およびLG電子からの32インチ以下の液晶テレビ用パネルの受注を拡大している。中国の「家電下郷」の商機向けで、AUOと奇美電の中小型液晶テレビ用パネルの受注としては、昨年8月以来で最大規模だ。両社は残業時間を増やして対応しているという。中国メディアの報道として、24日付経済日報が報じた。 

 AUOと奇美電が受注したのは、19、
22、26、および32型の液晶テレビ用パネル。サムスン電子はこれまで大型液晶テレビ市場で強みを発揮してきており、今回の「家電下郷」商機を狙ったパネル発注は、新たな市場開拓の動きとして注目を浴びている。

 なお、中国のテレビメーカーからは、32インチ以下のパネルが再び不足状態に陥ったという指摘が出ている。今後、中小型パネルの市況に好影響を与えそうだ。