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パワーテック、エルピーダに50億円支援


ニュース 電子 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014252

パワーテック、エルピーダに50億円支援

 
 メモリモジュール世界最大手の米キングストンを大株主とするメモリパッケージング・テスティング(封止・検査)大手の力成科技(パワーテック・テクノロジー)は23日の董事会で、提携先であるエルピーダメモリの子会社「EBS」に対する50億円の出資を決議した。EBSはエルピーダのペーパーカンパニーで、業界では、パワーテックによる同社への出資はエルピーダへの間接支援に等しいとの見方だ。24日付経済日報が報じた。

 また業界では、パワーテックによるエルピーダ支援はキングストンの意向との見方が出ており、一方のエルピーダは新たな資金を得て台湾政府がDRAM産業再生のために設立する台湾記憶体公司(TMC)との提携を進めたい考えとされる。

 今後エルピーダは、傘下で最も競争力を備える瑞晶電子(レックス・チップ・エレクトロニクス)で生産したDRAMを、パワーテックで封止・検査、キングストンでメモリモジュールに加工し、世界で最も低コストなDRAM製品を生産する計画だという観測も出ている。