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建設
作成日：2009年3月25日_記事番号：T00014267
不動産仲介業の業績が急回復、低金利ローン提供が奏功
不動産市場に回復の兆しが見え始めている。不動産仲介大手の永慶房屋と信義房屋では、低金利の住宅ローン提供を背景に３月前半の成約件数が前月比25％以上増加しており、単月では売上高の４割成長も期待できるという。25日付工商時報が伝えた。
永慶房屋は銀行10行との提携で融資総額30億台湾元（約86億円）の住宅ローン枠を設け、きょう25日から４月末まで、業界最低水準の金利1.5％、またローンでの支払い上限を９割までに拡大して提供するキャンペーンを展開する。
一方、同じく仲介大手の信義房屋も、先月から１万件の物件を８％値下げするキャンペーンを開始し、成約件数や販売額を順調に伸ばしているという。３月20日までの売り上げは前月比で28％成長、単月では４割成長も可能とみている。同社も10社以上の金融機関と提携して、平均1.36～1.8％の優待金利で住宅ローンを提供している。
