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台塑石化、業界プラント点検で利ざや改善へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月25日_記事番号:T00014271

台塑石化、業界プラント点検で利ざや改善へ

 
 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は、3月から6月にかけ欧州、アジアの石油精製プラントが相次いで定期点検に入り、アジアで最大1日当たり100万バレル、欧州で同90万バレルの減産が見込まれることから、利ざやが3月下旬以降改善に向かうと予測している。25日付工商時報が伝えた。

 業界アナリストは、同社の上期の石油精製マージンは10%を確保でき、通年では平均1バレル当たり8~10米ドルになると予測した。

 石油精製マージンは1~2月に10米ドル以上で推移していたが、3月上旬には6米ドルまで低下。最近は7~8米ドルまで反発している。

 同社の石油精製量は日産51万バレルで、第3オレフィンプラントの点検が終了すれば、設備稼働率は第1四半期の75~80%から4月以降に90%に高まる見通しだ。