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ハンスター、「4月は生産ライン満杯に」


ニュース 電子 作成日:2009年3月25日_記事番号:T00014278

ハンスター、「4月は生産ライン満杯に」


 中堅液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)は、中小型パネルやタッチパネルの受注が好調で、4月は生産ラインがフル稼働状態となり、売上高が3月より50%以上増加する見通しだ。25日付経済日報が報じた。

 同社は昨年から傘下のカラーフィルター(CF)メーカー、和鑫光電(シンテック・フォトロニック)と共同でタッチパネルの開発に尽力しており、今年下半期からノートパソコン向け10.1インチ型タッチパネルの量産を開始する予定となっている。

 同社は今年初め、製品価格が大きく下落したことから、生産を増やせば赤字が拡大するだけでなく、顧客の在庫水位が上昇し、今後の価格回復に影響を与えるとして、生産ライン稼働率を過去最低レベルに抑えていた。

 域内のパネルメーカー各社は現在、中国市場に続き、米国市場でも需要回復傾向にあることから稼働率が50%以上に上昇しており、最悪の時期は過ぎたとの見方も出ている。