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群創光電、LEDのオプトテックと戦略提携か


ニュース 電子 作成日:2009年3月25日_記事番号:T00014279

群創光電、LEDのオプトテックと戦略提携か

 
 鴻海グループ傘下のパネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が、発光ダイオード(LED)の光磊科技(オプトテック)と戦略提携に向けた協議を行っているとの観測が出ている。LEDをバックライトに採用したノートパソコンの割合が今年は大幅に上昇すると予測される中、原料の安定確保が目的とみられる。25日付電子時報が報じた。

 オプトテックは台湾で唯一、LED業界世界最大手の日亜化学工業(本社・徳島県阿南市、小川英治社長)から生産を受託しているメーカーで、受託製品は比較的ローエンドタイプに属する。同社は今年からノートPC用バックライト向け市場にも参入しており、既に3月から台湾系パッケージング業者に出荷を始めている。

 日亜化学はこれまで、有名ブランド向けにノートPCバックライト用LEDを供給していた。しかし今年から戦略を転換し、ノーブランド顧客に対するローエンド製品の供給にも意欲を見せている。群創光電とオプトテックの提携が実現すれば、ブランド・ノーブランドを問わず、ノートPC市場へのLEDパネルの安定供給に貢献しそうだ。