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慶豊銀行の売却入札、応札ゼロ


ニュース 金融 作成日:2009年3月26日_記事番号:T00014295

慶豊銀行の売却入札、応札ゼロ

 
 金融再建基金(RTC)は25日、経営破綻(はたん)で公的管理下に置かれた慶豊商業銀行の本体部分の売却入札に応札者がなく、入札が不調に終わったと発表した。26日付経済日報が伝えた。

 慶豊商業銀行の売却入札は、本体部分(ベトナム支店を含む)と不良債権に分けて実施された。同基金は金融危機で銀行による応札が見込めないことから、これまで入札に最も高い関心を示してきた台湾銀行に対し、個別に買収を呼び掛ける方針とされる。

 不良債権部分は4分割して入札にかけられ、うちカードローンを中心とする部分を匯誠第二資産管理、良京実業がそれぞれ落札した。ただ、金額が最も大きい企業向け融資、不動産融資(総額216億元)については最低入札価格に達しなかったため、交渉が続いている。