ニュース
自動車・二輪車
作成日：2009年3月26日_記事番号：T00014307
自動車部品、ＥＣＦＡのアーリーハーベスト対象に
経済部工業局の林全能・機電金属組長は25日、台湾区車輌工業同業公会の会合に出席し、中台間で締結に向けた検討が進んでいる経済協力枠組み協議（ＥＣＦＡ）について、自動車部品をアーリーハーベスト（一部品目の早期関税引き下げ）の対象に含めていく考えを示した。26日付工商時報が伝えた。
経済部は１～２カ月かけて検討を進める構えだが、自動車部品に関しては関税引き下げに抵抗が少ないため、アーリーハーベストの対象に含める方針を固めた。
ただ、完成車輸出に関しては、解禁が見送られる可能性が高い。裕隆汽車、太子汽車工業が中国車輸入禁止規定の撤廃を求めているとされるが、大半の業者は、台湾車の輸出１台に対し、中国車１台の輸入を認めるとの案に難色を示している。
