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作成日：2009年3月26日_記事番号：T00014312
京元電、「７月までの受注に保証」
半導体テスティング大手、京元電子（ＫＹＥＣ）の李金恭董事長は25日、「現在受注見通しは良好」と話し、証券会社などから「ファウンドリーやＩＣ設計業者で６月までの受注見通しが立っている」との観測が出ていることに言及し、「川下に位置する当社は７月までの受注が保証されたことになる」という楽観的な見方を示した。26日付経済日報が報じた。
李董事長は、同社のドライバＩＣテスティングの生産能力利用率は既に50％以上を回復し、その他ウエハーテスティング、ロジックＩＣおよびメモリーテスティングの利用率も徐々に上昇しており、第２四半期には損益均衡を達成できるとしている。
また、中国で３Ｇ（第３世代）携帯電話サービス開始を受けた商機が到来し、さらに農村への家電普及を目指す「家電下郷」に続き「パソコン下郷」プロジェクトも計画される中、「ウエハープロービング技術を有する当社は商機獲得のチャンスが大きい」との見方を示した。
