国泰人寿保険（キャセイライフ）は26日、現在投資額全体の5.7％を占める不動産投資の割合を10％まで高めることを決定した。これにより新たに約900億台湾元（約2,624億円）が不動産投資資金として運用可能になり、近く行われる台北市信義区の新光人寿Ａ11ビルの入札に参加するものとみられている。27日付経済日報が報じた。
Ａ11ビルには、国泰人寿のほか、富邦金融控股、台湾人寿保険などが入札に参加するとみられ、激しい競争が予想されている。台湾人寿は、不動産投資のための投資枠は現在約600億元あると表明している。
