ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

UPSバッテリー値上げへ、国際鉛価格が高騰【図】


ニュース その他製造 作成日:2009年3月27日_記事番号:T00014328

UPSバッテリー値上げへ、国際鉛価格が高騰【図】

 
 3月の国際鉛価格が1トン当たり1,233米ドルと、昨年12月の同963米ドルから28%以上値上がりしていることを受け、台湾湯浅電池(台湾ユアサバッテリー)や台湾神戸電池(CSB)など鉛バッテリーメーカーが、無停電電源装置(UPS)用バッテリーの値上げを計画している。値上げ幅は4~10%となりそうだ。27日付工商時報が伝えた。
 
T000143281

 
 台湾神戸電池は、UPS用バッテリーを専門に製造するメーカーであるため、価格への反映は不可避だとしている。値上げ幅は5~10%、早ければ4月からの実施となる見通しだ。

 台湾ユアサは、バッテリーの種類により鉛の占めるコストが異なるため、コストが55%に上るUPS用バッテリーでまず値上げを決めたとしている。ただ、顧客の負担を考慮し値上げ幅は5%以下に抑える。また自動車用鉛蓄電池に関しては、現時点で値上げの予定はない。