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台塑と南亜プラ、稼働率8割以上に


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月27日_記事番号:T00014331

台塑と南亜プラ、稼働率8割以上に

 
 プラスチック化学市場での需要回復を受け、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)と南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は、設備稼働率が80~90%に上昇しているもようだ。プラスチック化学メーカーによると、現在需要は安定しており、5月まで受注見通しが立っているという。27日付工商時報が報じた。

 また、原油価格の上昇に伴い、今週ポリ塩化ビニル(PVC)以外のプラスチック材料でスポット価格が前週比30~90米ドル上昇しており、業界各社の3月の売上高は、前月比で20%以上増加するとの予測もある。

 製品別の値上がり幅は、▽低密度ポリエチレン(LDPE)、30米ドル▽高密度ポリエチレン(HDPE)、70米ドル▽ポリプロピレン(PP)、90米ドル▽ポリスチレン(PS)、50米ドル▽ABS(アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン)、90米ドルだった。