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裕隆集団、初の配当ゼロへ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年3月27日_記事番号:T00014334

裕隆集団、初の配当ゼロへ

 
 日産車販売の裕隆日産汽車の董事会が26日開かれ、今年は株主への配当を行わないことが提案された。同社は最終決定は6月22日の定例株主会で下されるとしているが、厳凱泰董事長をはじめ董事全員が配当ゼロに賛成しており、2004年12月の上場後、初の配当ゼロになることが濃厚だ。27日付経済日報が報じた。

 裕隆集団では、中華汽車工業も昨年第1四半期~第3四半期の1株当たりの純損失が0.17台湾元(約0.5円)と創業以来初の赤字となり、今年も黒字転換は微妙なため、配当を行わない可能性がある。また裕隆汽車も、昨年第4四半期に台北県新店市の工場跡地の一部を宏達国際電子(HTC)に売却して26億元の利益を得たものの、証券業界では配当を行わないという観測が出ている。