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CD−R権利金訴訟、巨擘科技が敗訴


ニュース 電子 作成日:2009年3月27日_記事番号:T00014336

CD−R権利金訴訟、巨擘科技が敗訴


 CD-R(データを1回だけ書き込み可能なCD)の特許使用料をめぐるオランダ家電大手フィリップスと巨擘科技(プリンコ)の紛争で、知的財産裁はこのほど、巨擘科技の上訴を棄却し、フィリップスに巨擘科技の資産に対する仮差し押さえを認める判決を下した。

 知的財産裁は巨擘科技が94億台湾元(約274億円)の資産を保有していながら、フィリップス側から要求されている23億5,000万円の権利金に相当する担保の差し入れに応じず、資産が競売された際に生じるという「回復不能な損害」を具体的に説明できていないとして、巨擘科技の主張を退けた。フィリップスには2億2,000万元の担保差し入れを条件に仮差し押さえを認めるとした。