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ノキア携帯、外注削減で富士康に影響


ニュース 電子 作成日:2009年3月27日_記事番号:T00014340

ノキア携帯、外注削減で富士康に影響

  
 ノキアのユハ・プトキランタ上級副社長は26日までに、携帯電話のプリント回路板アセンブリ(PCBA)製造の外部委託を取りやめると表明した。同業務の昨年の外部委託量はノキア生産能力の17%に当たる8,000万枚で、うち5割を鴻海集団傘下の富士康科技集団(フォックスコン)が占めた。このため、同社の業績に対する悪影響が懸念される。27日付経済日報が伝えた。

 ノキアは昨年10~11月にPCBA業務の外部委託取りやめを決めたとしているが、景気の動向を見極めて再開する方針で、パッケージや物流の面では電子機器受託生産サービス(EMS)との提携を続けるとしている。

 富士康の童文欣広報担当は、「個別の顧客についてコメントできない」としている。ノキアのPCBA業務に関しては、今年上半期中は受注再開のめどは立っていないとの見方も出ている。