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TMC、独キマンダ買収に関心か


ニュース 電子 作成日:2009年3月27日_記事番号:T00014344

TMC、独キマンダ買収に関心か

 
 域内DRAM産業の再生を目指し政府主導で設立が進められる台湾記憶体公司(TMC)について27日付経済日報は、独メディアの報道を基に、TMCが1月に経営破綻(はたん)した独DRAM最大手、キマンダの買収に興味を示しているとの観測が出ていると報じた。TMCは来週にも、エルピーダメモリ、米マイクロン・テクノロジーのいずれか一方を技術提携先として発表する見通しだが、ここへ来てキマンダの名前が挙がり、台湾のDRAM業界地図がどのように書き変わるか、変数に満ちた状況となっている。

 この観測に対し宣明智TMC招集人は26日、TMC事務所を通じて「市場の観測にはコメントしない」と表明した。

 経済日報は、キマンダが独自開発した埋め込み型ワード線(Buried Wordline)技術による製造プロセスは非常に価値が高いとしており、同社が技術および特許によってTMCの興味を引き付け、財務問題の解決を図ることも考えられると指摘している。