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「台湾経済の春はまだ先」=TSMC董事長


ニュース その他分野 作成日:2009年3月30日_記事番号:T00014353

「台湾経済の春はまだ先」=TSMC董事長

 
 台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は27日、「半導体などハイテク製品の輸出は1カ月前より良くなっているとはいえ、前年比では依然減退している」と指摘し、「今年はまだ(春を告げる)ツバメが見えたとは言っていない」と語った。28日付工商時報が伝えた。

 その上で、「台湾の景気回復は米国の状況に左右される。米金融業界が今年末~来年明けに安定すれば、最初のツバメが飛来する」と来年以降に回復に向かうという見方を示した。

 米国の金融危機について張董事長は、「07年にサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題で第1幕が開け、1幕が終わらない昨年9月に第2幕が始まり個人にまで影響が及ぶことになった」と指摘した。ただ、「復活の第3幕は必ず訪れる」と語り、米国経済は早ければ11年に08年水準まで回復すると予測し、「台湾は米国より早く回復してほしい」との希望を述べた。

 また、今回の世界不景気は「政府による景気振興策の効果が表れにくいことが特徴だ」と述べたが、「それでも、政府はその場しのぎではなく、長期的な視野に立った制度改革を行うべき」と指摘した。