ニュース 電子 作成日:2009年3月30日_記事番号:T00014380
30日付工商時報が伝えたところによると、台湾および韓国の液晶パネルメーカーは最近、取引先の家電およびIT(情報技術)業者に対し、32インチ型以上の製品について少なくとも5米ドルの値上げを行うと通知した。
韓国LGディスプレイ(LGD)などのパネル大手は3月中旬、8.5世代工場での量産は1カ月~1カ月半後となると台湾の取引先に対し表明したが、その間も中国の「家電下郷」による商機に備え、川下でパネル備蓄の動きが活発なため、需給が逼迫してパネル価格上昇の要因となっているようだ。
また友達光電(AUO)と奇美電は、2月末にLG電子およびサムスンから32インチ以下製品を受注しているが、「家電下郷」で需要が高まっている▽海信集団(ハイセンスグループ)▽康佳集団(コンカ)▽四川長虹集団──などへの出荷を優先しており、22インチ型製品では半月に3~5米ドルの勢いで価格が上昇しているという。
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