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新光人寿中山ビル、兆豊国際商銀が落札


ニュース 建設 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014397

新光人寿中山ビル、兆豊国際商銀が落札

 
 不動産市況を占う上で注目された台北市の新光人寿中山ビルの売却入札が30日に行われ、兆豊国際商業銀行が38億200万台湾元(約110億円)で落札した。最低入札価格を5億元ほど上回り、商業用不動産市場にとってはポジティブな結果に終わった。同日付聯合晩報が伝えた。

 同ビルは新光人寿が2004年に不動産投資信託(REIT)として、5年満期で証券化していたもので、当初募集額の28億元を10億元上回り、利益はREAT保有者に分配される。

 今回の入札は台北市信義計画区A11区画の新光三越の売却入札に向けた前哨戦と位置付けられて
いた。同区画は最低入札価格が100億元に設定されているが、市場では既に落札価格が120億元に達するとの見方が出ている。A11区画でも最低入札価格を大幅に上回る価格で落札されれば、低迷する商業用不動産市場のカンフル剤となり得る。