ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

信義計画区A11区画、入札に頂新集団参入か


ニュース 金融 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014398

信義計画区A11区画、入札に頂新集団参入か

 
 商業用不動産で今年最大の売却案件となるとみられる台北市信義計画区の新光三越(A11区画)の売却入札が4月3日に実施されるのを前に、市場では台湾系の中国食品大手頂新集団が応意向を示しているとの情報が流れている。入札直前になって、生保各社以外にダークホースが出現した形だ。31日付経済日報が伝えた。

 消息筋によると、応札は頂新集団の魏応交董事長の肝いりによるもので、過去1年にわたり台湾の商業用不動産市場が底入れするのを待って、投資を行う姿勢でいたところ、タイミングが今回の入札に重なったという。頂新集団が台湾の商業用不動産に投資するのは初めてとなる。

 魏董事長の知人によれば、頂新集団は台湾に企業本部を設置する意向をかねてから抱いていたという。また、今回の応札は序章にすぎず、今後他のオフィスビルを買収する可能性もあるという。