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統一企業の中国果汁事業、年内に生産ライン完成へ【表】


ニュース 食品 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014401

統一企業の中国果汁事業、年内に生産ライン完成へ【表】

 
 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が、中国で濃縮還元リンゴジュース中国最大手、煙台北方安徳利果汁(アンドレ・ジュース)と合弁で取り組む、山東省煙台市のジュース工場設置計画が急ピッチで進みそうだ。アンドレ・ジュースの王安総裁は香港メディアに対し、「1本目の生産ラインは年内に完成し、年産能力は900万ケース(1ケース30本入り)、粗利益率は25~30%に上る」と語った。31日付工商時報が伝えた。
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王総裁によると、合弁会社は現在、市場調査を進めている段階だ。年内に生産に入り、統一の山東工場の加工や瓶詰めを受託するほか、大手他社ブランド製品の受託についても協議中だとしている。統一はこれについて「ノーコメント」とした。

 統一企業の香港上場子会社、統一中国控股の2月6日発表によると、合弁会社の登録資本金は1億人民元(約14億円)で両社が折半出資。アンドレ・ジュースが土地使用権を合弁会社に対して提供する。

 統一中国控股は昨年12月、アンドレ・ジュースに対して1億5,879万人民元の増資を行い、出資比率を5%から15%まで引き上げている。