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中油の第3ナフサ、2カ月間の稼働停止


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014403

中油の第3ナフサ、2カ月間の稼働停止

 
 台湾中油は、エチレンの需要低迷と原料価格の上昇を受け、あす1日から第3ナフサ分解プラント(通称三軽・高雄県林園郷)で最低2カ月間稼働を停止する。31日付経済日報が報じた。

 台湾中油の主管によると、5月下旬に需要と市況をみて、再開するかを判断するという。第3ナフサの年産能力は、▽エチレン、600トン▽プロピレン、340トン▽ブタジエン、80トン──。

 台湾中油は今月中旬、アジア各地でナフサプラントの設備故障が続いたことなどから、稼働停止を見送ることを決めていた。しかし関連業者によると、このところ故障したナフサプラントで稼働再開が相次ぎ、川下のポリ塩化ビニル(PVC)などの価格が下落傾向にあるという。