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自動車市場で受注増、各社で生産ライン正常稼動へ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014404

自動車市場で受注増、各社で生産ライン正常稼動へ【表】

 
 自動車市場の需要増を受け、裕隆日産汽車や中華汽車工業、三陽工業(SYM)などが週休3~4日の減産体制を取りやめ、4月から生産ラインを正常稼動に戻す。31日付経済日報が伝えた。
 
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 各メーカーは昨年第4四半期から、市場見通しを悲観して相次いで減産体制に入っていた。ただ、1月19日に施行された改正貨物税法による減税効果などで、2月の新車登録台数が前年同月比3.7%増の1万5,515台を記録するなど、このところ急速な回復の兆しがみられる。トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車は、3月の新車登録台数は1万9,000~2万台を期待できるとみている。

 昨年12月中旬から生産ラインを1カ月半休止していた台湾ホンダでは、減税対象となる小型車「フィット」をはじめ、「CR–V」、「シビック」などさまざまな車種で供給が需要に追い付かない状況だ。これを受け、屏東工場で3~4月、休日の土曜日も生産ラインを稼動させて対応する。トヨタ車を製造する国瑞汽車も、3月から生産体制を正常稼動に戻している。