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作成日：2009年3月31日_記事番号：T00014405
マザーボードメーカー、「緊急受注は一段落」
31日付電子時報は、パソコン、半導体業界で最近、今年に入ってからの緊急受注効果を受け、多くの業者が無給休暇や人事凍結措置の取りやめを決める中、一部のマザーボード（ＭＢ）メーカーから、「２、３月と続いた緊急受注は既に一段落し、４月からは例年どおりＰＣのオフシーズンに入るため、第２四半期のＭＢ出荷量は前期比10～20％減少する」と悲観的な見方が出ていると伝えた。
ある大手ＭＢ業者によると、昨年第４四半期に膨大な在庫を抱えて苦しんだ経験から、プリント基板（ＰＣＢ）やチップセットなどの在庫水位をこれまでより２週間分減らしており、以前のような大量発注を行うことは二度とないとしている。
また電子時報はある業者の話として、ＭＢメーカーの慎重姿勢を受けて、最近インテルが提携パートナーに対し、まず「４シリーズ」チップセットを10万セット購入すれば、次世代チップセットやその他の製品を優先的に安く提供するという戦略を取っており、ＭＢメーカーの反発を招いているとの観測を伝えている。しかしインテルはこれを認めていない。
