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世界先進、稼働率急回復か


ニュース 電子 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014407

世界先進、稼働率急回復か

  
 花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ)の予測によると、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の中堅ファウンドリー、世界先進積体電路(VIS)の8インチウエハー第1工場は4月、稼働率が90%と今月の45%から急上昇する。また、第2四半期の売上高は前期比で倍増するとみており、業績回復が伝えられるファウンドリー各社の中でも、突出した復調ぶりとなる可能性がある。31日付経済日報が伝えた。

 世界先進の謝徽栄財務長(CFO)はこの観測に対し、受注状況からみると、同工場の稼働率は過去数カ月より確実に向上しているが、業績が本当に回復するかの判断は5~6月まで待たねばならないと語った。また、ロジックIC受託に転換中の第2工場の稼働率は、依然低いとしている。

 同社2工場合計の損益均衡点となる稼働率は60%とみられ、第1工場で稼働率が90%まで回復すれば、第2四半期は黒字転換となる可能性が高いようだ。