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TMC、提携パートナー発表を延期


ニュース 電子 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014408

TMC、提携パートナー発表を延期

 
 域内DRAM産業の再生の取り組みで、経済部がきょう31日までに発表するとしていたエルピーダか米マイクロン・テクノロジーかの技術提携パートナーの選定が先送りとなった。尹啓銘経済部長は31日午前、「台湾記憶体公司(TMC)の宣明智招集人が提携先と合意し、経済部、行政院の同意を得なければならない。そんなに早くは決まらない」と指摘した。中央社が同日報じた。

 尹経済部長によると、宣招集人はあす4月1日、これら提携先候補との協議の進展状況について記者会見で説明する予定だ。尹経済部長は協議は順調だが、技術移転後の研究開発(R&D)や生産能力など、細部を詰める必要があるとしている。

 先日、力晶半導体(PSC)の黄崇仁董事長がDRAM景気が回復するという見通しを発表したことについて尹経済部長は、「そうであれば喜ばしいことだが、それとTMCは別の話だ」と語った。

 なお、31日経済日報によると、TMCの技術パートナーは、エルピーダかマイクロンのいずれかに決まる可能性が高く、先ごろメディアで「TMCが関心を持っている」と伝えられた独キマンダはリストにないという。