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ベトナム通信業の株式放出、中華電信が関心


ニュース 電子 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014409

ベトナム通信業の株式放出、中華電信が関心

 
 中華電信がベトナム政府が今年進める国営通信企業の株式放出に関心を抱いている。飽和状態の台湾に代わる成長市場を模索することが狙いだ。31日付工商時報が伝えた。

 同社の呂学錦董事長は30日、「将来の海外投資は中国やベトナムなど新興市場が中心になる」と明言した。

 ベトナム政府は今年、ベトナム電力公社(EVN)系の通信会社、EVNテレコムの株式放出を検討するほか、ベトナム郵電公社(VNPT)傘下の携帯電話会社の株式も放出が見込まれている。ベトナム通信市場は今後数年にわたり年平均10%以上の成長が見込める上、有力携帯電話キャリアがベトナム政府による優先的な株式放出候補に挙がっているため、中華電信だけでなく、諸外国の通信会社が強い関心を抱いている。 

 中華電信は既に2007年にハノイに事務所を開設し、軍系の軍隊通信総公社(ベトテル)とビジネス顧客向けの合弁会社を設立している。