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「台湾経済は来年Q1回復へ」=経建会・陳主委


ニュース その他分野 作成日:2009年4月1日_記事番号:T00014418

「台湾経済は来年Q1回復へ」=経建会・陳主委

 
 行政院経済建設委員会(経建会)の陳添枝主任委員は31日、「世界経済は今年第4四半期に景気の底を打ち、台湾経済は来年第1四半期に回復に向かう」との見解を示した。1日付経済日報が伝えた。

 中華民国工商建設研究会(建研会)が31日開催した、「台湾経済新ビジョン」をテーマとするフォーラムに出席し、講演を行った陳主任委員は、「世界より一足早い回復に向け、早めに準備を進める必要がある」と呼び掛けた。また、3月は消費者信頼感指数が上昇したほか、輸出も数値が好転する見込みだと強調した。

 このほか、賴正鎰・建研会理事長(郷林集団董事長)は、「中台間の金、人の流れの完全な自由化を進めるべき」との見方を示したほか、台湾西部において中国の上海から福建、広東にかけての沿海地域をモデルとした経済特区の設置を提案し、「中台共同経済圏を形成すれば、台湾に15万~20万件の就業機会をもたらす」と指摘した。