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冠徳建設、グローバルモールを板橋駅に移植【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月1日_記事番号:T00014427

冠徳建設、グローバルモールを板橋駅に移植【表】

 
 冠徳建設(キンドム・コンストラクション)は、先ごろ落札した台湾鉄路(台鉄)板橋駅の駅ビル内商業エリアROT(改修・運営・譲渡)計画で、31日台鉄との契約を締結した。同社が出資する台北県中和市の環球購物中心(グローバルモール・ショッピングセンター)をモデルとした複合商業施設を設置し、2010年オープン、初年度売り上げ8億台湾元(約23億円)を目指す。1日付経済日報が伝えた。

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 冠徳建設が獲得した商業エリアは、駅ビルの地下1、2階および地上24、25階で総床面積は6,000坪余り。冠徳の馬玉山董事長によると、飲食店を中心に、3C(コンピュータ、通信、家電)売場、服飾品・雑貨販売店などを入居させる予定で、初期の投資金額は約3億元を予定している。

 馬董事長は、流通事業の展開は一定の規模が必要との持論を展開し、将来的には冠徳集団の売り上げの30%を占めるまでに成長させたいと抱負を語った。2005年にオープンした中和のグローバルモールは、07年に約2,000万元の利益を上げて黒字転換、08年は同4,000万元まで伸び、今年は売上高35億元を目標としている。