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工研院、セキュリティーシステムで米企業と協力


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月1日_記事番号:T00014428

工研院、セキュリティーシステムで米企業と協力

 
 工業技術研究院はこのほど、米テルコディアと協力し、セキュリティーシステムの共同開発を進め、世界のセキュリティー設備市場への台湾企業の進出を支援していく方針を固めた。1日付経済日報が伝えた。

 同研究院の李鍾熙院長は「世界でテロ事件が頻発しているため、景気低迷にもかかわらず、セキュリティーは国家や個人の切実な需要となっている」と指摘し、セキュリティー設備産業で台湾企業の影響力拡大を図っていく姿勢を強調した。台湾はこれまでもセキュリティー設備の受託生産拠点となっていたが、工研院は台湾企業が単なる部品メーカーから設備供給メーカーへと脱皮を図ることを支援していく。

 経済部工業局の試算によれば、台湾のセキュリティー産業の昨年の生産額は860億台湾元(約2,500億円)で、10年には2,100億元まで成長が見込まれる。世界的には2011年にセキュリティー市場の規模がパソコン市場を追い越すとの予測すらある。