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太陽電池用EVAフィルム、台塑が量産へ【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年4月1日_記事番号:T00014431

太陽電池用EVAフィルム、台塑が量産へ【表】

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は、経済部工業局と共同開発した太陽電池モジュール用のEVA(エチレン・ビニル・アセテート)フィルムの技術に実用化のめどが立ち、年内にも量産を開始する構えだ。1日付蘋果日報が伝えた。
 
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 同社は現在、工業局太陽光電科技センターに認証を申請しており、今年半ばにも審査通過を見込んでいる。生産規模は年500トンで、当初は台湾で10%の市場シェア獲得を目指す。粗利益率は30~50%に達する見通しだ。

 EVAフィルムは現在、三井化学ファブロ、STR、ブリヂストンが市場を独占しており、台湾の太陽電池メーカーは全量を輸入に依存している。

 台塑は「認証が取得できれば、世界市場への扉も開かれ、台湾の太陽電池メーカーも高価な輸入EVAフィルムからの切り替えを望むはずだ」としている。