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嘉晶電子、台プラグループの一員に


ニュース 電子 作成日:2009年4月1日_記事番号:T00014440

嘉晶電子、台プラグループの一員に

 
 半導体用エピタキシャルウエハー域内2位の嘉晶電子(プレシジョン・シリコン)は、先ごろ行った第三者割当増資で、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)傘下の発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハーメーカー、南亜光電(南亜フォトニクス)を筆頭株主に迎え入れ、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の一員となった。1日付経済日報が伝えた。

 南亜光電の出資額は1億8,200万台湾元(約5億3,300万円)、出資比率は13.6%。嘉晶の董事会には台プラから独立董事が1名派遣される。

 嘉晶は、LED向けエピタキシャルウエハーおよびLEDチップの生産への事業転換を進めており、光電事業部門を設立している。今後は南亜光電と共同で技術や製品の研究開発(R&D)に取り組み、早ければ下半期にも量産に入りたいとしている。

 同社は景気低迷のため、月間4日の無給休暇を導入していたが、このところの緊急受注で生産ラインの稼働率が30%から50%まで回復したため、きょう(1日)から無給休暇を取りやめる。