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TSMCが設備調達を再開、50億元で新規購入


ニュース 電子 作成日:2009年4月1日_記事番号:T00014443

TSMCが設備調達を再開、50億元で新規購入

 
 ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、景気低迷から設備調達計画を凍結していたが、近く50億台湾元(約146億円)以上を投じて新たに設備を購入する。今回の設備購入は、今年の設備投資額全体の10%を占める規模とみられる。1日付電子時報が報じた。

 TSMCは第2四半期、エヌビディア、ブロードコム、クアルコム、アルテラなど主要顧客から前期比20~30%の受注増が見込まれることから、新規設備の購入に踏み切ったと電子時報は指摘している。設備稼働率もこれまでの50%から60%に上昇し、第3四半期には70%が期待できそうだ。

 TSMCの2008年の設備投資は、18億米ドルに上った。一方今年は、世界的な景気低迷から、前年比20%以上の削減となるとみられており、設備業者からは10億米ドルという悲観的な予測も出ている。