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台船、台湾中油からタンカー受注へ


ニュース その他製造 作成日:2009年4月2日_記事番号:T00014458

台船、台湾中油からタンカー受注へ

 
 台湾国際造船(台船)は、台湾中油と積載量4万トンの石油タンカー2隻の造船受注について、現在協議中であることを明らかにした。聯合船舶設計発展中心から船型や規格に関する設計を取得した上で、来月にも36億台湾元(約105億円)の契約を交わす見込みだ。2日付経済日報が伝えた。

 台湾中油は現在、積載量4万トンクラスのタンカー4隻を保有しているが、海洋汚染防止を目的とした国際条約、マルポール条約の規制対象となるシングルハル・タンカーであるため、一昨年からダブルハル・タンカーへの切り替え計画を進めていた。このたび台船との契約でようやくめどがついた形だ。

 台船はまた、台湾電力の石炭運搬用バラ積み船(積載量9.3万トン)4隻の造船受注については、価格の折り合いがつけば近日中に協議がまとまる見込みだとしている。