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作成日：2009年4月3日_記事番号：T00014488
メリダの中国事業、Ｑ１は36％成長
自転車大手の美利達（メリダ）は、中国での販売が好調で、メリダ中国の許世彦・販売担当総経理は、同市場での第１四半期業績が前年同期比で36％成長したと語った。２日付工商時報が伝えた。
許総経理によると、中国市場でも金融危機発生によって、輸入業者や販売業者が昨年12月から今年１月にかけて、在庫水位抑制のため受注量を調節するなど一定の影響を受けたが、春節（旧正月）以後には回復し、２月業績は前年比で２倍に成長、３月も約40％の成長だったという。
メリダは中国で高級車路線を採っており、許総経理は昨年下半期以降の中国政府による内需拡大政策が、変速機能付き自転車の販売成長に貢献しているとみている。
同社は現在、中国の深圳工場（広東省）で年間70万台、徳州工場（山東省）で同40万台を生産し、うちそれぞれ20～30％、70％を中国市場で販売している。
