ニュース
電子
作成日：2009年4月3日_記事番号：T00014497
遠伝電信、ＨＰのネットブックを独占販売
遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）は２日、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）の低価格ノートパソコン（ネットブック）「Ｍｉｎｉ 1015」の、台湾通信市場での独占販売権を獲得したと発表した。同機を消費者にアピールすることで、第3.5世代（3.5Ｇ）ネットワークユーザーの獲得を目指す。３日付工商時報が伝えた。
ＨＰの「Ｍｉｎｉ 1015」は、インテルのＡｔｏｍプロセッサー搭載、3.5Ｇネットワークカードと60GB（ギガバイト）のメモリーを内蔵しており、遠伝のインターネット接続無制限プラン（月額755台湾元）の３年契約で、7,990元（約２万3,900円）で購入できる。遠伝による販売補助額は１台当たり１万1,000元に上る。
遠伝は今年、端末機器約120万台（昨年比14％減）の調達を予定しており、うち４％に当たる約５万台をネットブックが占める見込みだ。このほか、昨年は任天堂のゲーム機「Ｗｉｉ（ウィー）」の販売で、１契約当たりの月間売上高（ＡＲＰＵ）が成長したため、今年のゲーム機調達の比重を全体の６％まで高めるとしている。
