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中国ネットブック市場、台湾ブランドがシェア55%


ニュース 電子 作成日:2009年4月3日_記事番号:T00014498

中国ネットブック市場、台湾ブランドがシェア55%

 
 3日付電子時報によると、中国の低価格ノートパソコン(ネットブック)市場は、華碩電脳(ASUS)がシェア30%、宏碁(エイサー)が16~17%、明基電通(BenQ)が8.6%を占め、域内ブランド合計で55%近いシェアとなった。台湾3社に対しては、同市場でシェア3位(13%)に入った聯想集団(レノボ)が最大のライバルとなっている。

 ASUSによると、このところ同社のネットブック「Eee PC」の中国での販売が伸びており、特に10.2インチディスプレイ搭載の「Eee PC 1000H」が好調だという。1000Hの販売価格は3,450人民元(約5万円)だ。ノートPC業者によると、7インチタイプとプリンターのセット(1,800人民元)も人気があるという。

 エイサーは10.1インチディスプレイの「Aspire One D150」(3,299人民元)がよく売れているようだ。同社は、傘下のゲートウェイブランドの機種で2,800人民元まで値下げを行ったと伝えられており、さらなるシェア拡大が期待される。

 一方レノボも「IdeaPad(アイデアパッド)S10」を2,950人民元で販売するなど、価格と販路における優位を武器に展開を進めている。