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08年の営利事業登記数、9千件の純減


ニュース その他分野 作成日:2009年4月6日_記事番号:T00014513

08年の営利事業登記数、9千件の純減

 
 財政部国税局がまとめた最新データによると、2008末時点の営利事業登記件数は117万8,882件で、07年末から9,047件減少したことが明らかになった。減少件数はIT(情報技術)バブル崩壊の影響を受けた01年に次ぐもので、多くは景気の急速な冷え込みにより、倒産や休業に追い込まれたものとみられる。5日付工商時報が伝えた。

 また、同時に行われた営業税納付額に基づく売上高調査によると、08年の域内企業の売上高は総額35兆4,099億台湾元(約107兆6,700億円)で、前年比2%(6,567億)減と、ITバブル崩壊後の01年(マイナス11%)以来、初めてのマイナス成長となった。

 特に9月~12月では、前年同期比13%(1兆7,184億元)減で、01年を下回る結果となった。うち輸出激減のダメージを受けた製造業が前年比マイナス1兆元と最も悪かったほか、内需も振るわず卸売・小売業もマイナス4,998億元となり、約4500社が倒産した。また金融・保険業はマイナス806億元だった。