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中国向け輸出、台湾は初の世界4位に後退【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年4月6日_記事番号:T00014515

中国向け輸出、台湾は初の世界4位に後退【図】

 
 経済部国際貿易局(国貿局)の調べによると、中国の1月輸入額全体に占める台湾のシェアは昨年同月の10.3%から過去最低の7.6%まで縮小し、同国の貿易相手国・地域の中で、初めて米国に抜かれ4位に後退したことが分かった。5日付工商時報が報じた。
 
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 国貿局によると、1月の台湾から中国への輸出は前年同月比59%減(1~2月累計では44%減)となり、日本から中国への輸出の34.4%減、韓国の38.6%減、欧州連合(EU)の34.8%減、米国の28.6%減に比べ、大幅な減少を記録した。

 国貿局によると、台湾は2005年まで、日本に次ぐ中国にとり第2位の輸入相手で、05年以降も韓国に抜かれたものの3位をキープしていた。

 また現在、中国は台湾にとって最大の輸出先となっているが、今年1~2月は同国への輸出が大きく減少したことで全体に占める比重が、過去7年で最低の35%まで低下している。