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高鉄駅の着工遅れ、雲林県で抗議デモ


ニュース 運輸 作成日:2009年4月6日_記事番号:T00014520

高鉄駅の着工遅れ、雲林県で抗議デモ

 
 雲林県で5日、台湾高速鉄路(高鉄)雲林駅の着工が遅れているとして、蘇治芬同県県長以下、数千人による抗議デモが行われた。6日付経済日報が報じた。

 同県は既に駅予定地周辺の特定区と周辺の関連インフラ整備に105億台湾元(約316億円)を投じているが、いまだに駅は着工されていない。このため蘇県長らは中央政府に対し、内需拡大のための予算を拠出して直ちに建設に取りかかるよう求めた。

 デモに参加した王茂陵・雲林県工業会理事長は、「台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサプラント進出後、雲林県は農業・工業両分野で『大県』となっている。高鉄の駅がないことは社会的資源の浪費であり、政府は直ちに解決を図らねばならない」と訴えた。