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住宅成約までの期間、Q1は前期比22日短縮【表】


ニュース 建設 作成日:2009年4月7日_記事番号:T00014550

住宅成約までの期間、Q1は前期比22日短縮【表】

 
 不動産仲介業者、台湾房屋が域内主要10地域を対象に行った調査によると、住宅物件の成約までの期間が、昨年第4四半期の95.5日から第1四半期は73.2日と22.3日縮小しており、業界景気の底打ちが指摘されている。台湾房屋の彭培業主席総経理は域内市場について、「今後の市場悪化はない」と自信をみせている。7日付工商時報が伝えた。
 
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 また同調査によると、台北市の住宅価格は昨年第1四半期、過去5年で最高の1坪当たり45万2,000台湾元まで上昇したが、今年第1四半期は同35万4,000元(約106万円)と21.68%下落している。下落幅が最も小さい台中県と桃園県でもそれぞれ10.26%、11.11%下落しており、彭総経理は、価格の下落が3月の成約件数増加につながったと説明した。

 第2四半期の見通しについて彭総経理は「成約件数は伸びるが、価格は地域によって下がるところもあれば上がるところもある」と指摘し、懸念されていた競売物件による「価格破壊」の危機は過ぎたとの見方を示した。