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中華紙漿の広東パルプ合弁、第2工場稼働を12年に延期


ニュース その他製造 作成日:2009年4月7日_記事番号:T00014553

中華紙漿の広東パルプ合弁、第2工場稼働を12年に延期

 
 中華紙漿が永豊餘造紙との合弁で中国広東省に設立した鼎豊紙業は、第2パルプ工場の稼働時期を2012年と、当初予定の10年から2年延期する。中国側の許可公文が下りないためで、同社では早くて今年下半期になる公文取得後、できる限り早く稼働させたい意向だ。7日付経済日報が報じた。

 証券会社によると、今年の鼎豊の利益は前年比17%増の2億8,400万台湾元(約8億6,000万円)に上る見通し。鼎豊は今後、植林事業の進展および生産能力の拡充とともに、中華紙漿の成長を支える原動力になるとみられる。 

 鼎豊の植林は2001年に始まり、今年新たに拡大する11万アールを加えると、総面積は68万4,000アールに達する。今後毎年10万アールを伐採でき、木材20万トンをパルプ工場に供給できる見通しで、原料コストに貢献する。

 中華紙漿の第1四半期の売上高は9億2,200万元で、前年同期比で2%減少した。