ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年4月7日_記事番号:T00014556
鉄鋼大手の中国鋼鉄(CSC)が今月23日に6月の契約価格を発表するのを前に、川下メーカー各社は現在1トン当たり500米ドルの熱延価格を同380米ドルまで引き下げることを求めている。7日付経済日報が伝えた。
中鋼は契約価格をこれまでの2カ月単位から1カ月単位に改め、6月分から適用する。国際相場の動向をタイムリーに反映することが狙いだ。燁輝企業、盛餘(SYSCO)、高興昌鋼鉄など川下メーカー各社は、日韓の鉄鋼メーカーの熱延価格が同400米ドルまで下落しており、輸出が大きな打撃を受けているとして、中鋼に大幅な値下げを迫っている。
業界関係者によると、中鋼は半製品のスラブ価格を同320米ドルまで引き下げる意向とされる。スラブを熱延加工するコストを加えれば、熱延価格は380米ドル程度となるため、川下メーカーは中国鋼鉄に380ドル前後での価格設定を求めている。
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