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3月のバイク販売、KYMCOが首位奪回【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年4月7日_記事番号:T00014559

3月のバイク販売、KYMCOが首位奪回【表】

 
 光陽工業(KYMCO)は3月、バイクの新車登録台数が1万4,195台で前年同月比38%減となったものの、シェアを36.7%に拡大し台湾ヤマハ(シェア30.9%)から首位を奪回した。第1四半期通期でも3万4,004台(前年同期比44.7%減)で、シェア33.9%の首位だった。7日付経済日報が報じた。
 
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 台湾ヤマハの3月の新車登録台数は前年同月比35.7%減の1万1,942台で、第1四半期は前年同期比34.7%減の3万2,400台(シェア32.3%)だった。

 シェア3位の三陽工業(SYM)は3月、同51.3%減の9,762台(シェア25.2%)で、第1四半期は同47.9%減の2万5,854台(シェア25.8%)だった。

 バイク業者の分析によると、3社ともに大幅なマイナス成長となったのは、今年年初から環境に配慮した第5期排ガス基準が導入され、第4期基準より1台当たり平均1万台湾元(約3万円)高くなったことで、不況にあえぐ消費者が新車の購入意欲を失い、第4期基準の新古車購入に流れているためだ。ただ、20万台余りの新古車は3月中に大部分がはけており、4月以降の新車登録台数は好転する見通しだ。

 交通部数拠所の統計によると、バイク市場全体の3月の新車登録台数は前年同月比40.4%減の3万8,690台、第1四半期は前年同期比41.2%減の10万163台だった。第1四半期の低迷を受け、通年予測を55万台に下方修正する業者も出ているようだ。