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作成日:2009年4月7日_記事番号:T00014566
LED3社、3月は大幅増収
晶元光電(エピスター)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)、東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)の発光ダイオード(LED)関連3社は、中国のノーブランド携帯電話(通称、山寨機)や低価格ノートパソコン(ネットブック)の需要増、韓サムスン電子からの受注増などにより、3月の売上高が32%~68%増と予想以上の伸びを見せた。7日付経済日報が報じた。
LED生産大手の晶元光電は、3月売上高を当初8億5,000万台湾元と予測していたが、実際には速報値で9億1,000万元(約27億円)で前月比32%以上の成長となった。観測によると同社の青色LED生産ラインは同月、フル稼働だったという。
LEDエピタキシャルウエハーメーカーの璨円光電は同月の売上高が1億1,800万元となり、前月比成長率が68.5%と業界最高だった。同社では好調の理由として「中小型から大型まですべてのサイズの液晶パネルバックライトの需要増」を挙げた。
一方、LEDパッケージングメーカー、東貝光電の同月売上高は、前月比36.3%増の2億3,200万元だった。同社は「携帯電話用バックライト向けの受注が2月に比べ5割以上増加したほか、LED照明向けの長期供給契約が増えたこと」を大幅成長の理由としている。