ニュース
商業・サービス
作成日：2009年4月8日_記事番号：T00014591
中国人観光客、経済効果は102億元
中国人による台湾観光が開放された昨年７月18日以降、今年３月29日までに来台した中国人観光客の人数は延べ14万9,358人（約5,400団体）で、これら中国人観光客が台湾の観光産業にもたらした経済効果は102億台湾元（約305億円）に上るとの試算が８日、行政院大陸委員会（陸委会）によって示された。なお、交通部観光局の調査によると１人１日当たりの平均消費金額は295米ドルとなっている。８日付工商時報が報じた。
中国人観光客数は、開放当初は予想を下回る状態が続いたが、手続きの簡素化やマーケティングの強化により春節（旧正月）以降に急増しており、現在は１日に平均2,206人が来台している。平均滞在日数は６泊７日だ。
陸委会はこの日、同委員会が発行する「両岸（中台）会談関連政策説明」について解説を行い、「馬英九政権は発足後、８年におよぶ民進党政権時代には想像もできなかった経済効果をもたらした」と成果を強調した。
