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味丹国際、昨年6割減益


ニュース 食品 作成日:2009年4月8日_記事番号:T00014594

味丹国際、昨年6割減益

 
 味丹企業集団傘下でベトナムをうまみ調味料などの主要生産・販売拠点にしている味丹国際(ベダン・インターナショナル)は7日、2008年の財務報告を発表。通年売上高は前年比9.8%増の3億4,855万米ドルとなったが、ベトナム工場の汚水処理施設の不備による環境対策費771万米ドルの追徴や、これに伴う減産要求に応じた結果、利益は641万米ドルと前年比で6割減少した。8日付工商時報が報じた。

 同社の昨年の主要製品の減産幅は、▽うまみ調味料、6.8%▽グルタミン酸、31.6%▽L──ライシン、15.1%。その他の肥料やでんぷんなどの製品シェアも減産の影響を受けた。

 同社は世界最大の醗酵設備を持ち、うまみ調味料メーカーとしては世界3位以内に入る。味丹集団は味丹、味正、味友、東海など10のブランドを有しており、台湾ではこのうち味丹、味王、味精の3種類を使っている。