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建設
作成日：2009年4月9日_記事番号：T00014616
住宅ローン滞納、年内に２万件か
企業による解雇や無給休暇実施の影響で、住宅ローンの返済に行き詰まる不動産購入者が相次ぎ、資産管理会社は滞納件数が年内に２万件に達する可能性があるとみている。９日付経済日報が伝えた。
今年は不動産価格がピークを付けた2007年上半期に住宅の購入契約をした人が物件の引き渡しを受ける時期に当たり、返済不能に陥る人が急増するとみられる。
永勝資産管理は07年に不動産売買移転登記が行われた41万5,000戸の５％が不良債権化すると仮定し、少なくとも２万戸のローンが返済不能となる恐れがあると試算している。
ローンが不良債権化すれば、物件は競売の対象となるが、同社をはじめとする資産管理業者は、不動産購入者による物件の転売または賃貸を支援するビジネスに新たな商機を見いだしている。
