ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

桃園空港第2ターミナル、義美食品が飲食サービス提供へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月9日_記事番号:T00014618

桃園空港第2ターミナル、義美食品が飲食サービス提供へ

  
 桃園国際空港は8日、日本航空(JAL)などの日本便が発着する第2ターミナルのDエリアの飲食サービス運営委託について、食品大手の義美食品が来月1日から5年間の経営権を落札したことを明らかにした。9日付経済日報が伝えた。

 義美が落札したのは、Dエリアについて2区画に分けられた初回入札分。権利金は売上高の8%以上とし、業務の50%まで外部委託が可能だ。

 今回の入札は、従来の最高価格落札方式ではなく、事前に運営計画を審査し、最適とされた業者が選ばれる「最有利標(総合評価方式)」方式で行われた。義美の事業は食品の製造が主だが、計画が最も綿密だったことが評価された。

 義美は5月から、小吃(台湾式伝統軽食)、フルーツジュース、軽食などを提供する計画だ。全商品の80%を1点150台湾元(約440円)以下に抑えたいとしている。同空港によると、今回の入札では権利金を従来より約6%低く設定したため、よりリーズナブルな価格での飲食サービスが実現できそうだという。